たま川より

山梨から東京湾まで流れる多摩川が大好き。いろんな川のこと、水のことを綴ります。

御嶽と多摩川

ふだん多摩川に行くときは、ぶらっと散歩です。

住宅街を歩いて、ぽんっと多摩川に出る感じ。

多摩川からは西方向に青梅・八王子の峰々が見えて、そこから川が流れてきていることが感じられます。

ふと、青梅の中の多摩川を見たくなり、電車で行ってみました。

交通の便を考えると、青梅線終点の青梅駅から多摩川へは徒歩で行けますし、そこで手を打つのもアリなのですが、

青梅駅でさらに奥地に走る奥多摩線に乗り換えた、御嶽駅を目的地にしました。

奥多摩は名山100選の雲取山、武蔵御嶽神社で知られる御岳山などがあり、都内からアクセスよく登山が楽しめるところです。

奥多摩線は川沿いに線路が走っていて、御嶽駅からだと3分くらいで多摩川に出られます。

これは目的地にした理由の一つでした。

御嶽駅に着くと、登山者、トレイルランナー、私みたいなゆるハイキングを目的にした人でにぎわっていました。

 

f:id:tamano8:20230317175651j:image

渓谷が深く、多摩川には人よりも大きな岩がごろごろあって、川の形成の歴史が感じられます。

 

 

f:id:tamano8:20230317175717j:image

川沿いに遊歩道があって、下ってみました。

(写真の右端の道です)

ちょっと細いので行かれる時はお気をつけ下さい。

 

f:id:tamano8:20230317175812j:image

澤乃井酒造の食事処に着いたら遊歩道からはずれて、そこから沢井駅まで10分くらい。

写真は食事処の向かいにある酒造所です。2kmくらいのお散歩になりました。

澤乃井酒造あたりの川幅は、だいぶ広くなります。

それに比べると、御嶽駅あたりの多摩川の方がカーブが急で、岩も多くて、奥地に来たな〜と実感できます。

 

f:id:tamano8:20230317175957j:image

普段の散歩でも、この御嶽を流れる多摩川のことを思い出すでしょう。

川は、山のつくりだすもの。

街中でも、多摩川を見れば山を感じられます。

長距離、ただただ流れてくる川に感謝です。