たま川より

山梨から東京湾まで流れる多摩川が大好き。いろんな川のこと、水のことを綴ります。

夏の多摩川サイクリングは夕方に限る

家から多摩川まで自転車で40分。

夏は気温のカラダへの影響を考え、これなら走っても大丈夫だな、というくらいになってから出発。今日は16時20分スタートで多摩川へ。

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川沿いは涼しくて快適です。

今日は白鷺が20羽くらい集っていました。

季節的なものなのかな、、、

 

 

チガヤが揺れる多摩川河川敷

ゴールデンウィークに自転車で散歩しているとチガヤをいろいろなところで見かけました。

光があたると輝いてきれいです。

夏の神社で登場する茅の輪くぐりに使うものではないかと思われますが、

すべて数分前にネットで仕入れた情報、真偽はこれから確定したいと思います、、、

 

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多摩川の河川敷です。

チガヤと思われる植物が風になびいています。

 

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新緑の季節の河川敷の景色は、メルヘンの世界の中のようです。

 

 

下落合の湧き水を見に行く spring water of Otomeyama Park

下落合の公園に、湧き水が出ているところがあるということで行ってみました。

その名はおとめ山公園

 

Introducing spring water in Tokyo.

English text is below.

 

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Otomeyama Park

 

おとめ山公園は、江戸時代には将軍が鷹狩りをするところでした。森のような立派な樹々で埋まり、都心であることを忘れてしまうようなところでした。

 

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Benten Pond

 

まず公園に入ると池が出迎えてくれました。

水のある風景はいいですね。

亀が甲羅干しをしていました。

 

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brook

 

おとめ山というだけあり、池の上は坂になっていて、湧き水が小川を流れてきていました。

湧き水の場所を目指して、軽めの登山といった風情です。

 

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spring water outlet

 

整備されたプチ山道をたどって湧き水地に到着。

静かに水がしみ出ているようでした。

大切な水ですね。

 

最寄りの駅は、JR・東京メトロ西武線高田馬場駅か、西武線下落合駅で、徒歩10分ほどの場所です。

小川の水音、鳥の声、樹々に囲まれてプチトリップできます。

ベンチもあるのでそこで物思いにふけるのも良さそうでした。

 

There is a park with spring water in Shinjuku City.

Its name is Otomeyama Park.

Otomeyama Park was a place where a general went falconry in the Edo period. It is filled with magnificent trees like a forest, and it is a place where you forget that it was the center of the city.

The nearest stations are Takadanobaba Station on the JR, Tokyo Metro, and Seibu Lines, or Shimoochiai Station on the Seibu Line, which is about a 10-minute walk away.

You can take a small trip surrounded by the sound of the water in the stream, the sound of birds, and the trees.

川の水が少ない

今年の3月、暖かい日が多かったですね。

雨も少なかったですし。

川にも影響があったようで、野川に水はありましたが

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いつもよりも少ない。

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カラスが川に入って水浴びするという、珍しい事象を見かけました。

これは脚が地面に着くのでしているのだと思います。

いつもの水位だと立てないでしょう。

川の地面が出ているところもあって水が減っていました。

 

石神井川です。川なのに、水たまりみたいになっています。地面が見えてますが、本来は水が流れているところ。

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写っているネットは早稲田大学のグランド、弥生橋から撮影しました。

(3月だし、、、というわけではなく、、、)

 

散歩をしている人が「かれているね」と言っていたので、

普段はもっとあるのだと思います。

石神井川は歴史があり、武蔵野台地の水を運んで周囲を育んできてくれた川ですが、今は雨水、排水を流すための「調整川」のようなところみたいですね。

調べてみると、今年は1月から降雨量が通年よりも少ないので、それが関係しているのでしょう。

御嶽と多摩川

ふだん多摩川に行くときは、ぶらっと散歩です。

住宅街を歩いて、ぽんっと多摩川に出る感じ。

多摩川からは西方向に青梅・八王子の峰々が見えて、そこから川が流れてきていることが感じられます。

ふと、青梅の中の多摩川を見たくなり、電車で行ってみました。

交通の便を考えると、青梅線終点の青梅駅から多摩川へは徒歩で行けますし、そこで手を打つのもアリなのですが、

青梅駅でさらに奥地に走る奥多摩線に乗り換えた、御嶽駅を目的地にしました。

奥多摩は名山100選の雲取山、武蔵御嶽神社で知られる御岳山などがあり、都内からアクセスよく登山が楽しめるところです。

奥多摩線は川沿いに線路が走っていて、御嶽駅からだと3分くらいで多摩川に出られます。

これは目的地にした理由の一つでした。

御嶽駅に着くと、登山者、トレイルランナー、私みたいなゆるハイキングを目的にした人でにぎわっていました。

 

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渓谷が深く、多摩川には人よりも大きな岩がごろごろあって、川の形成の歴史が感じられます。

 

 

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川沿いに遊歩道があって、下ってみました。

(写真の右端の道です)

ちょっと細いので行かれる時はお気をつけ下さい。

 

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澤乃井酒造の食事処に着いたら遊歩道からはずれて、そこから沢井駅まで10分くらい。

写真は食事処の向かいにある酒造所です。2kmくらいのお散歩になりました。

澤乃井酒造あたりの川幅は、だいぶ広くなります。

それに比べると、御嶽駅あたりの多摩川の方がカーブが急で、岩も多くて、奥地に来たな〜と実感できます。

 

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普段の散歩でも、この御嶽を流れる多摩川のことを思い出すでしょう。

川は、山のつくりだすもの。

街中でも、多摩川を見れば山を感じられます。

長距離、ただただ流れてくる川に感謝です。

利根川で地球に生きる事を思う

日本一広い、利根川に行ってみました。

長さでは信濃川に次いで国内2番目です。

行ったのは群馬県前橋市。街中から周りの山の尾根がよく見えました。

利根川沿いを少し歩いて、平成大橋を渡りました。

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橋から川を見下ろすと足がすくみました。

今思い出しても足がぶるっとします。

利根川は大河ですね。

見ていたら、人はなんて小さいものだと思いました。人がいようがいまいが、利根川は流れていくのでしょう。

川があって、山と海があって、いろんな自然がある、この地球に私たちは住まわせてもらっているんだな、と思いました。

蛇口をひねれば当たり前のように水は出ます。

でもそれは、地球に、川に、水を使わせてもらっているものなのですね。

良い旅でした。

奥秩父の岩清水のつらら

埼玉県の三峰神社でもしられる三峰山に

冬につららを見せる、渓谷があります。

岩肌を流れる湧き水が凍るのです。

西武秩父駅からバスに乗って1時間弱、行ってみました。

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場所は、三十槌というところで、荒川の河川敷です。

つららは地面から8メートルほどの高さがあります。

 

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本来は流れていってしまう湧き水が、凍って形を見せてくれます。

 

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荒川の源流です。

 

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寒い中、山中という立地にもかかわらず人が途切れることなく見に来ていました。

つららに興味を持っている人が他にも多くいるんだと、嬉しかった。

寒くて家にこもりがちでしたが、反対に寒いところに行って冬ならではの景色を見られて良かったです。

帰りに、西武秩父駅にある温泉に入ってあたたまるのも、一興です。けっこう秩父は熱いですよ。